ニオイの原因について

それぞれの世代には、その世代特有のニオイがあります。

赤ちゃんには甘酸っぱいにおいがありますし、思春期には大人になりかかった身体が発する独特のニオイがあるものです。

ニオイに対する快・不快には個人差があるものの、どちらかといえばあまり歓迎されないニオイもあります。

その1つが、年齢とともに出でくる加齢臭ではないでしょうか。

加齢臭の原因は、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって生まれるノネナールという物質です。

これは男女関係なく40代以降、酸化に対する抑制力が低下してしまい、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増える事によって増加していくのです(-_-;)

つまり、年齢と共にニオイを抑制しづらくなるという事です…。

さらにこの過酸化脂質を生み出す原因となるのが活性酸素です。

活性酸素は体内の不飽和脂肪酸と結びついて過酸化脂質を作り出します。

活性酸素を生む原因となるのは、肉中心の食事や日々のストレス、喫煙や過度な運動など…

心当たりのある方も多いのではないでしょうか？

日々の生活から加齢臭の要因を、無意識に作り出しているのかも知れませんね(;’∀’)

特に注意が必要な体の部位

ニオイの発生場所は主に「上半身」です。

上半身の「頭」・「顔」・「耳のまわり」・「首の後ろ」・「胸元」・「脇」・「背中」からニオイが発生します。

加齢臭は皮脂量に影響するため、皮脂が多い場所が強く臭います。

そのため「頭」・「顔」・「脇の下」は皮脂の量が多いので、特にニオイを強く発生させると言われています。

ケアするには皮脂量の多い「頭」・「顔」・「脇の下」を重点的にケアする必要があります。

気づかぬうちにニオイで人を不快にしていることがあるかもしれません。

特にニオイは、自分で感じることが難しいため、入念なケアを行う事が大切です。

ニオイケアも身だしなみの１つとして、気を付けていきたいところですね！！

加齢臭を発生させない方法としては？

・抗酸化作用のある食べ物

体の中に取り入れるものを少し意識してみるだけで、加齢臭の発生を防いでくれます( ｀―´)ノ

＊ビタミンEを含む食べ物

強い抗酸化力を持つ代表的な食物はビタミンEです。

アーモンドやピーナッツなどのナッツ類。

魚類ではサーモンやウナギなどに多く含まれています。

＊アルカリ性の食べ物

野菜、海藻、きのこなどのアルカリ性食品は体を酸性化させないよう、日々とることが必要です。

繊維質も含んでいるため腸内環境の改善にも役立ちます。

・朝1分間シャワーを浴びる

これはやっている方も多いかもしれませんが、実は朝にたった1分間シャワーを浴びるだけで、皮脂量が約1/3まで減少するといわれています。

石けんでゴシゴシ洗わなくても、寝汗を洗い流す程度でOKなので、体臭が気になる方は朝のシャワーを習慣にしてみましょう。

・お風呂で汗かきトレーニングを行う

日頃からあまり汗をかかない人は、ニオイの強い汗をかきやすくなります。

夜はシャワーだけでなく、湯船に10分程度浸かって汗をかきましょう。

ニオイを抑えるためには、汗腺の機能をしっかり働かせて、いい汗をたくさんかくことが大切です。

衰えてしまった汗腺は、「汗腺トレーニング」をすることである程度回復させることができます。

しっかり体の芯から温まり、体に不要な老廃物を体外に排泄する事で、次第にニオイも治まってきます。

プライベートサロンTK for Menには、体を温めながらマッサージをし大量発汗を促すコースもございますので、汗腺トレーニングにとてもぴったりです！

是非この機会にお試しくださいませ。

定期的にケアをして、ニオイの気にならない体を手に入れましょう！